注文住宅・・・・。この響き。誰しもが夢見ることではないでしょうか。そこで、注文住宅の”注文”から引き渡しまでを解説していきましょう。
自分たちにふさわしい家を建てるわけですから、イメージが大切。そして計画。選択して実現。これには大きく分けて7段階あります。
一つめは、注文住宅で建てたい家をイメージすることから。
どんな家を求めているのか、どんな暮らしがしたいのかをまとめていき、注文住宅で建てたい家のイメージをつくっていきます。資料として住宅情報誌でも良いのですが、お薦めは住宅展示場。なんせタダでみれますし、中も拝見できるので参考になりますね。イメージなんで、まずは現物があった方が進みやすいと思います。しかしながら、ここではイメージといっても廊下、階段、キッチン等すべて大きく作ってあります。展示場での冷暖房は、セントラルヒーティング(家全体を常に暖めてやろうと言うシステム)になっている場合もあります。設備関係(風呂、キッチン等)は今付いているものが標準なのか、オプションか聞いてみると選ぶときひとつの基準にはなると思います。広告の場所ですから、あくまでよく作られてるのは当然といえば当然。展示場で大切なのはそのメーカーがどんなコンセプトで商品を展開しているかでしょう。営業マンに捕まっても参考にするつもりで楽しむのが大切です。ちなみに、住宅展示場で一度接客した営業マンは最後まで(本契約までか引き渡しまでかは各社あるようです)担当になります。担当によってその後のすすみ具合は全然違うともよく聞くところです。
2つめは、注文住宅についての情報収集、資金計画、土地チェック。建てたい家のイメージを明確にするための情報収集、設計・施工業者を選ぶための情報収集と平行して、土地の条件の把握や、資金計画を行ってゆきます。
3つめ。これが肝心ですが、注文住宅で家の設計。設計者(設計士さんやメーカーなどの営業さん)に家のイメージや土地・資金の条件を伝え、家のイメージを具体化し、現実のカタチに落とし込む作業です。
4つめ、注文住宅に適した施工業者を選ぶ(候補選定~契約ですね)。設計事務所で設計を行った場合は、施工業者を選定し工事請け負い契約。工務店やハウスメーカーなどで設計した場合は、契約を行うことになります。
5つめでいよいよ注文住宅での地盤調査(地盤改良)着工~竣工です。地盤を調べ、改良が必要な場合は適切に改良してから、工事にかかります。
そして注文住宅の検査。設計、施工の各段階で専門家による検査をいれれば、後々安心です。これが6段階目。
最後7つめが注文住宅の引き渡しで、建物の保証書や鍵、設備機器などの使用説明書を受け取り、そして「我が家」の完成。
どんな家(イメージ)を、どんな土地に、どうやって(設計・施工)建てるのかが核心的な部分で、上記の順番はあくまでの目安で同時進行も多いのですが、あえて順番をつけるとこんな感じとなります。
注文住宅の依頼先は工務店、設計事務所、ハウスメーカーとありますが、先ず工務店は身近で絵、細かい希望に応えられるし、設計、施工を一貫して行う場合建主のプランに対してライフスタイルに沿った適切なアドバイスも期待できます。依頼するなら、チラシ、雑誌、インターネットなどで情報を集め、気軽に連絡してみるのが一番。施工例なども見せてもらえるので、それを見て、建て方やデザインをチェックして、企画や設計について相談できる設計士がいる工務店がおすすめ。設計者は工務店所属の建築士、または提携・外注先の設計事務所となります。設計料は工事費に含まれることが多いですね。建築にかかるコストは、経費をカットできる分コストを抑えられます。安く仕入れられる部材を使えば、工務店ならではのローコスト化も可能です。構造、工法は、施主の希望や条件を総合的に判断して構造を選択しますが、工務店により得意な構造・工法が異なる点があります。施工や管理は工務店が行い、アフターサービスは工務店よってはシステムが整っていない場合もありますが、問題時には地元の強みで、スムーズに対応してもらえますので、依頼するときは確認ですね。
設計事務所であれば、まずオリジナリティーにこだわるなら最適でしょう。敷地条件が厳しい狭小地や変形地にも柔軟な対応と発想で行ってくれます。何も豪邸でなくても構いません。こちらは、建築家により得意のグレードは異なりますが、概して予算内の最良プランを提案してくれます。低予算の場合はコストを下げる工夫をしてくれるでしょう。工法なども 施主の希望や条件を総合的に判断して構造・工法を選択出来る点は、工務店と同じ。施工・管理に関しては、施工業者は建主が契約となります。施工業者が施工管理を行うかたちとなり、設計事務所は施工業者選定アドバイスと設計監理を行うことになります。構造については施工業者が保証をするのが一般的。メンテナンスしてくれる業者の連絡先などを把握する必要があります。
ハウスメーカーなら、数あるメーカーの多彩なスタイル、プランから自分たちに合った住宅を選ぶ楽しさがありますね。ただし、土地などの条件やこだわりのポイントによっては対応不能な場合もありますね。この場合、メーカーにより工法やデザインが違うので、カタログやモデルルームなどを見て決めることになります。営業マンは、相性の合う担当者を探すのがポイント。設計者はメーカー所属の建築士、または外注先の設計事務所となり、設計の特徴は、メーカーの規格の範囲内での設計となります。その代わり自由度は低いですね。メーカーの規格からはずれるとどんどん工事費が高くなってしまいますね。設計料は工事費に含まれます。とにかくいかに標準仕様で抑えるかがコストを抑えるポイントで、オプションプラスでコストもプラスされるということです。CMなどの宣伝費やモデルルーム維持費も建築コストにプラスされています。工法・構造は当然、メーカーが採用している構造・工法。メーカー、ブランドにより採用している構造・工法が異なります。施工や管理は、メーカーの施工部門というのは、実際は主に地元の請け負い工務店が行いますので、そちらで施工管理となります。メーカーによりシステムが異なるため、アフターサービスは契約前に確認が必要。
ここで、ハウスメーカーに頼む際、注意することをいくつかあげておきましょう。まずハウスメーカーの場合、それは注文といってもセミオーダーということです。坪単価のうたわれているメーカーでは、それに見合ったパッケージの枠内で間取りが変えられ、設備が選べるというのが一般的。コンセントの数、網戸あるなしもオプションの場合も時としてあるようです。付け足せる物ならば良いのですが、基礎や構造体は付け足すことが出来ません。時には安い坪単価にはそれなりの仕様なり材料しか使われていないことも考えられます。ここでいう坪単価とはハウスメーカーではよくあるそうですが、坪単価=1軒の値段/床面積ということで、洋間より和室の方が坪単価は高いのですが、それを平均して坪単価と呼んでいます。例えばベランダなど初めから坪単価、つまり床面積に含まれない場合、ベランダなどは防水、構造の補強が必要となりますので、仮に2坪追加でも工事費施工合わせて100万追加なんてこともあります。40坪の家の場合坪単価2万5千円上がる計算です。また吹き抜けの扱いが、ある会社は坪に数え、もう一つの会社は床じゃないから坪計算には入れないということもあります。ですから、注文住宅をハウスメーカーで建てる際は、坪単価なんて一切考えずに、その会社のデザインやコンセプトを重視してまず、追加やオプションを出来るだけ加えないことが肝心といえそうですね。
家を建てるには非常に参考になる(というか、勉強できる)サイトがあったので、紹介しておきましょう。かなりというか”密”に家というものがわかります。
本気で家を建てる人のためのホームページ http://www.mmjp.or.jp/honki/
ここで工法について、特徴を簡単に紹介します。
在来工法・・・・木造軸組工法で木の柱で家を持たせる昔ながらの建築工法。家自体が軽く出来るので、弥生時代から続く工法。柱を地中に埋めてその上に屋根を葺いていたのが弥生時代。その後、石の上に柱を固定し床を張るようになりました。。家自体が軽いので屋根を重くして重しにしていたらしいですね。基本的に柱で家を支えているので、柱の組み替えで間取りを自由に変更出来る。筋交い(柱をばってんにする補強)によって家を強くしているので、これが一番大切となります。現場に行って筋交いを確認してみましょう。
ツーバイフォー工法(2x4)・・・・基本的に柱はなく木の箱を釘等でつなぎ合わせて箱を作る工法。面で家を支えるため横力に強い特徴があります。しかし面を開口部としてしまうと、支える物がなくなるので構造的に非常に弱くなってしまうため、大きな窓をたくさん付けられないといったデメリットもあります。また機密性が高い反面、空気の流れがなく、室内だけでなく壁内にも湿気が溜まりやすく、結露の原因にもなるらしいですね。案外こういうことを営業マンに話すと、「換気システムで」うんぬんと説明したりされますが、自然風でドコまで換気できるかが、まあ基本といえば基本ですけど。
鉄骨軸組工法・・・・軸が鉄骨で出来ている以外は基本的に在来工法と一緒。筋交いは鉄筋で出来ており、在来工法は横力に対してしっかり踏ん張るのに対し鉄骨軸組はある程度しなりを持たせることで倒壊や鉄骨のゆがみを押さえているようです。鉄骨を使っているので錆びが心配とはいうものの、塗装が2重3重にほどこしてある(塗装が傷を隠すように溶けるらしい)そうです。最近はアルミ合金の軸組が認可されたそうです。
あと基礎についてもここで少し言及しておきます。
布基礎・・・・家の外側及び1階の壁のある所だけに基礎があり、それ以外は土むき出し又は防水シートで湿気を押さえた基礎。土地の強さ、強度(これをN値とよぶそうです)があっても、下からの湿気が上がってきてしまい床下には良くありません。また、地面の硬さが一様でないと(ほとんど一様ではありませんが)不同沈下をおこし、基礎に亀裂が入り、家がゆがんでドア等が開きにくくなったりするので、この基礎は良いことがありません。
次はベタ基礎・・・家の外壁から内側すべてをコンクリートにして、面として重さを支える方法。また不同沈下が起こっても家全体が傾き、建具等には影響がありません。また面圧(1平方m当たりの加重)が軽減されます。しかし鉄筋が入っていないと、基礎に蓋をしただけなので効果は半減。
注文住宅にかかるお金について、ここで参考までに例を挙げておきましょう。
とあるケースで坪単価60万円、延床35坪とすれば2100万円の場合。設計料は建築費用の8%~10%くらい。測量費・地盤調査費は、土地の面積や形状や隣地との位置関係などをしっかり測る作業の費用と、建築地の地盤の強度を測る作業の費用でおよそ10万。とここまで約2320万円。
立て替えの費用を考えてみますと、解体にかかる費用の目安は、1坪あたりだいたい3~4万円くらいと考え、今ある家の延べ床面積が30坪とすれば、30坪×3~4万円=110万円くらいとしてみることが出来ます。
このほか、建築確認申請といって、建物を建築する場合に、その計画が建築基準法等に適合するものかどうか、建築主事の確認を受けるための申請をすることがありますが、これに約20万円(延べ床面積が100㎡超は申請費用が上がります)。
屋外の給排水費用、給排水を敷地内に新たに引き込む場合は約100万円。
登記関係費用では、取り壊した建物の登記+新しい建物の登記費用=約25万円~約30万円くらい。住宅ローンを使用した場合は、さらに担保設定費用がローン金額に応じて必要となります。
火災保険。等級・年数などによって異なりますが、約50万円~100万円。建て替えの場合、仮住まい・引っ越し費用で工事期間約4ヶ月賃貸住まい、引っ越し2回として約100万円。外構・造園工事などの邸宅なら、門扉、フェンス、アプローチなど約150万円。後はインテリア関係となります。また必要に応じて地盤改良も行わないといけない場合、建物や敷地の大きさによって増減しますが、表層改良20~50万円、柱状改良40~90万円程度の費用がかかります。
支払いのタイミング、つまり費用をいつ払うかですが、工務店や設計事務所などとの契約時期前後で、契約金もしくは申込金、印紙税・工事着手金、地盤調査費・地盤改良費、地鎮祭の費用を払うということになります。
完成時期に工事費・設計料残金、登記関連費用、引越し代、中間金の支払い、火災・地震保険料が必要になるということでしょう。
最後にコストを抑えるコツを紹介します。
それには先ずローコストの部材。
フローリング・・・・一般住宅の大半は、複合材を採用することが多いようですね。
板材の厚さは12~15ミリで、厚いほど高価。突き板の樹種には、高い順に左から並べ、ナラ・カバ・サクラ・ブナなどがあります。高級品と標準品では、平米あたり5000~10000円ほどの価格の開きがあるようです。
壁と天井の仕上げ・・・・天井材に使われるものは、クロスや天井用のボード。壁の仕上げには、クロス・ペイント・板張り・塗り壁などがあります。クロス材の単価は、平米あたり1000円程度です。施工費を入れても2000円位。比較的安価なのに、デザインのバリエーションは豊富。選び甲斐のある素材といえます。壁をローコストに仕上げるなら、ペイント(塗装仕上げ)という方法もあります。手間賃が安価なうえ、DIYも可能。色がはげてきたら、自分で塗りなおすこともできるのでメンテ代は格安。板張りは、材料費は高いけど施工費は比較的安いところが特徴。ンテナンス重視ならペイント・板張り、施工費を気にするならペイント・クロスといった感じですね。「塗り壁」は、すべてにおいて高くなりがちです。
サッシ・・・・・高さが2m23cmもあるサッシには開放感がありますが、予算的にはコスト高。2m3cmのものか、スタンダードな180センチ弱の高さのサイズを中心に構成するほうが、コスト的には良いです。どうしても高さの高いサッシを使いたいのなら、リビングなど場所限定ですね。サッシは、高価なもので5万円前後以上、一般的なサイズなら3~4万円です。1~2万円の差なら小さいと感じますが、1ヶ所だけではないので。サッシのカラーはブロンズやホワイトが標準。色を黒系のにすると10%ほど高くなるそうです。
そのほか外壁。
最近はデザインサイディングが多い様です。(模様付きの外壁材)従来多かったリシン(天然石(大理石、御影石、蛇紋石、寒水石など)の粒粉に土、顔料、粘着材を混ぜたもの)吹き付けは(サイディングボードにリシンを吹き付けた物)10年に一度 位でメンテしなければなりませんが、デザインサイディングはその必要がないので経済的かもしれません。しかし標準仕様は12ミリの所が多い(リシン吹き付けと値段 は変わらない)のですが、彫りが浅く家自体がのっぺりしてしまいます。16ミリ厚がベスト。しかし約10~20万の追加工事費がかかります。
自分たちにふさわしい家を建てるわけですから、イメージが大切。そして計画。選択して実現。これには大きく分けて7段階あります。
一つめは、注文住宅で建てたい家をイメージすることから。
どんな家を求めているのか、どんな暮らしがしたいのかをまとめていき、注文住宅で建てたい家のイメージをつくっていきます。資料として住宅情報誌でも良いのですが、お薦めは住宅展示場。なんせタダでみれますし、中も拝見できるので参考になりますね。イメージなんで、まずは現物があった方が進みやすいと思います。しかしながら、ここではイメージといっても廊下、階段、キッチン等すべて大きく作ってあります。展示場での冷暖房は、セントラルヒーティング(家全体を常に暖めてやろうと言うシステム)になっている場合もあります。設備関係(風呂、キッチン等)は今付いているものが標準なのか、オプションか聞いてみると選ぶときひとつの基準にはなると思います。広告の場所ですから、あくまでよく作られてるのは当然といえば当然。展示場で大切なのはそのメーカーがどんなコンセプトで商品を展開しているかでしょう。営業マンに捕まっても参考にするつもりで楽しむのが大切です。ちなみに、住宅展示場で一度接客した営業マンは最後まで(本契約までか引き渡しまでかは各社あるようです)担当になります。担当によってその後のすすみ具合は全然違うともよく聞くところです。
2つめは、注文住宅についての情報収集、資金計画、土地チェック。建てたい家のイメージを明確にするための情報収集、設計・施工業者を選ぶための情報収集と平行して、土地の条件の把握や、資金計画を行ってゆきます。
3つめ。これが肝心ですが、注文住宅で家の設計。設計者(設計士さんやメーカーなどの営業さん)に家のイメージや土地・資金の条件を伝え、家のイメージを具体化し、現実のカタチに落とし込む作業です。
4つめ、注文住宅に適した施工業者を選ぶ(候補選定~契約ですね)。設計事務所で設計を行った場合は、施工業者を選定し工事請け負い契約。工務店やハウスメーカーなどで設計した場合は、契約を行うことになります。
5つめでいよいよ注文住宅での地盤調査(地盤改良)着工~竣工です。地盤を調べ、改良が必要な場合は適切に改良してから、工事にかかります。
そして注文住宅の検査。設計、施工の各段階で専門家による検査をいれれば、後々安心です。これが6段階目。
最後7つめが注文住宅の引き渡しで、建物の保証書や鍵、設備機器などの使用説明書を受け取り、そして「我が家」の完成。
どんな家(イメージ)を、どんな土地に、どうやって(設計・施工)建てるのかが核心的な部分で、上記の順番はあくまでの目安で同時進行も多いのですが、あえて順番をつけるとこんな感じとなります。
注文住宅の依頼先は工務店、設計事務所、ハウスメーカーとありますが、先ず工務店は身近で絵、細かい希望に応えられるし、設計、施工を一貫して行う場合建主のプランに対してライフスタイルに沿った適切なアドバイスも期待できます。依頼するなら、チラシ、雑誌、インターネットなどで情報を集め、気軽に連絡してみるのが一番。施工例なども見せてもらえるので、それを見て、建て方やデザインをチェックして、企画や設計について相談できる設計士がいる工務店がおすすめ。設計者は工務店所属の建築士、または提携・外注先の設計事務所となります。設計料は工事費に含まれることが多いですね。建築にかかるコストは、経費をカットできる分コストを抑えられます。安く仕入れられる部材を使えば、工務店ならではのローコスト化も可能です。構造、工法は、施主の希望や条件を総合的に判断して構造を選択しますが、工務店により得意な構造・工法が異なる点があります。施工や管理は工務店が行い、アフターサービスは工務店よってはシステムが整っていない場合もありますが、問題時には地元の強みで、スムーズに対応してもらえますので、依頼するときは確認ですね。
設計事務所であれば、まずオリジナリティーにこだわるなら最適でしょう。敷地条件が厳しい狭小地や変形地にも柔軟な対応と発想で行ってくれます。何も豪邸でなくても構いません。こちらは、建築家により得意のグレードは異なりますが、概して予算内の最良プランを提案してくれます。低予算の場合はコストを下げる工夫をしてくれるでしょう。工法なども 施主の希望や条件を総合的に判断して構造・工法を選択出来る点は、工務店と同じ。施工・管理に関しては、施工業者は建主が契約となります。施工業者が施工管理を行うかたちとなり、設計事務所は施工業者選定アドバイスと設計監理を行うことになります。構造については施工業者が保証をするのが一般的。メンテナンスしてくれる業者の連絡先などを把握する必要があります。
ハウスメーカーなら、数あるメーカーの多彩なスタイル、プランから自分たちに合った住宅を選ぶ楽しさがありますね。ただし、土地などの条件やこだわりのポイントによっては対応不能な場合もありますね。この場合、メーカーにより工法やデザインが違うので、カタログやモデルルームなどを見て決めることになります。営業マンは、相性の合う担当者を探すのがポイント。設計者はメーカー所属の建築士、または外注先の設計事務所となり、設計の特徴は、メーカーの規格の範囲内での設計となります。その代わり自由度は低いですね。メーカーの規格からはずれるとどんどん工事費が高くなってしまいますね。設計料は工事費に含まれます。とにかくいかに標準仕様で抑えるかがコストを抑えるポイントで、オプションプラスでコストもプラスされるということです。CMなどの宣伝費やモデルルーム維持費も建築コストにプラスされています。工法・構造は当然、メーカーが採用している構造・工法。メーカー、ブランドにより採用している構造・工法が異なります。施工や管理は、メーカーの施工部門というのは、実際は主に地元の請け負い工務店が行いますので、そちらで施工管理となります。メーカーによりシステムが異なるため、アフターサービスは契約前に確認が必要。
ここで、ハウスメーカーに頼む際、注意することをいくつかあげておきましょう。まずハウスメーカーの場合、それは注文といってもセミオーダーということです。坪単価のうたわれているメーカーでは、それに見合ったパッケージの枠内で間取りが変えられ、設備が選べるというのが一般的。コンセントの数、網戸あるなしもオプションの場合も時としてあるようです。付け足せる物ならば良いのですが、基礎や構造体は付け足すことが出来ません。時には安い坪単価にはそれなりの仕様なり材料しか使われていないことも考えられます。ここでいう坪単価とはハウスメーカーではよくあるそうですが、坪単価=1軒の値段/床面積ということで、洋間より和室の方が坪単価は高いのですが、それを平均して坪単価と呼んでいます。例えばベランダなど初めから坪単価、つまり床面積に含まれない場合、ベランダなどは防水、構造の補強が必要となりますので、仮に2坪追加でも工事費施工合わせて100万追加なんてこともあります。40坪の家の場合坪単価2万5千円上がる計算です。また吹き抜けの扱いが、ある会社は坪に数え、もう一つの会社は床じゃないから坪計算には入れないということもあります。ですから、注文住宅をハウスメーカーで建てる際は、坪単価なんて一切考えずに、その会社のデザインやコンセプトを重視してまず、追加やオプションを出来るだけ加えないことが肝心といえそうですね。
家を建てるには非常に参考になる(というか、勉強できる)サイトがあったので、紹介しておきましょう。かなりというか”密”に家というものがわかります。
本気で家を建てる人のためのホームページ http://www.mmjp.or.jp/honki/
ここで工法について、特徴を簡単に紹介します。
在来工法・・・・木造軸組工法で木の柱で家を持たせる昔ながらの建築工法。家自体が軽く出来るので、弥生時代から続く工法。柱を地中に埋めてその上に屋根を葺いていたのが弥生時代。その後、石の上に柱を固定し床を張るようになりました。。家自体が軽いので屋根を重くして重しにしていたらしいですね。基本的に柱で家を支えているので、柱の組み替えで間取りを自由に変更出来る。筋交い(柱をばってんにする補強)によって家を強くしているので、これが一番大切となります。現場に行って筋交いを確認してみましょう。
ツーバイフォー工法(2x4)・・・・基本的に柱はなく木の箱を釘等でつなぎ合わせて箱を作る工法。面で家を支えるため横力に強い特徴があります。しかし面を開口部としてしまうと、支える物がなくなるので構造的に非常に弱くなってしまうため、大きな窓をたくさん付けられないといったデメリットもあります。また機密性が高い反面、空気の流れがなく、室内だけでなく壁内にも湿気が溜まりやすく、結露の原因にもなるらしいですね。案外こういうことを営業マンに話すと、「換気システムで」うんぬんと説明したりされますが、自然風でドコまで換気できるかが、まあ基本といえば基本ですけど。
鉄骨軸組工法・・・・軸が鉄骨で出来ている以外は基本的に在来工法と一緒。筋交いは鉄筋で出来ており、在来工法は横力に対してしっかり踏ん張るのに対し鉄骨軸組はある程度しなりを持たせることで倒壊や鉄骨のゆがみを押さえているようです。鉄骨を使っているので錆びが心配とはいうものの、塗装が2重3重にほどこしてある(塗装が傷を隠すように溶けるらしい)そうです。最近はアルミ合金の軸組が認可されたそうです。
あと基礎についてもここで少し言及しておきます。
布基礎・・・・家の外側及び1階の壁のある所だけに基礎があり、それ以外は土むき出し又は防水シートで湿気を押さえた基礎。土地の強さ、強度(これをN値とよぶそうです)があっても、下からの湿気が上がってきてしまい床下には良くありません。また、地面の硬さが一様でないと(ほとんど一様ではありませんが)不同沈下をおこし、基礎に亀裂が入り、家がゆがんでドア等が開きにくくなったりするので、この基礎は良いことがありません。
次はベタ基礎・・・家の外壁から内側すべてをコンクリートにして、面として重さを支える方法。また不同沈下が起こっても家全体が傾き、建具等には影響がありません。また面圧(1平方m当たりの加重)が軽減されます。しかし鉄筋が入っていないと、基礎に蓋をしただけなので効果は半減。
注文住宅にかかるお金について、ここで参考までに例を挙げておきましょう。
とあるケースで坪単価60万円、延床35坪とすれば2100万円の場合。設計料は建築費用の8%~10%くらい。測量費・地盤調査費は、土地の面積や形状や隣地との位置関係などをしっかり測る作業の費用と、建築地の地盤の強度を測る作業の費用でおよそ10万。とここまで約2320万円。
立て替えの費用を考えてみますと、解体にかかる費用の目安は、1坪あたりだいたい3~4万円くらいと考え、今ある家の延べ床面積が30坪とすれば、30坪×3~4万円=110万円くらいとしてみることが出来ます。
このほか、建築確認申請といって、建物を建築する場合に、その計画が建築基準法等に適合するものかどうか、建築主事の確認を受けるための申請をすることがありますが、これに約20万円(延べ床面積が100㎡超は申請費用が上がります)。
屋外の給排水費用、給排水を敷地内に新たに引き込む場合は約100万円。
登記関係費用では、取り壊した建物の登記+新しい建物の登記費用=約25万円~約30万円くらい。住宅ローンを使用した場合は、さらに担保設定費用がローン金額に応じて必要となります。
火災保険。等級・年数などによって異なりますが、約50万円~100万円。建て替えの場合、仮住まい・引っ越し費用で工事期間約4ヶ月賃貸住まい、引っ越し2回として約100万円。外構・造園工事などの邸宅なら、門扉、フェンス、アプローチなど約150万円。後はインテリア関係となります。また必要に応じて地盤改良も行わないといけない場合、建物や敷地の大きさによって増減しますが、表層改良20~50万円、柱状改良40~90万円程度の費用がかかります。
支払いのタイミング、つまり費用をいつ払うかですが、工務店や設計事務所などとの契約時期前後で、契約金もしくは申込金、印紙税・工事着手金、地盤調査費・地盤改良費、地鎮祭の費用を払うということになります。
完成時期に工事費・設計料残金、登記関連費用、引越し代、中間金の支払い、火災・地震保険料が必要になるということでしょう。
最後にコストを抑えるコツを紹介します。
それには先ずローコストの部材。
フローリング・・・・一般住宅の大半は、複合材を採用することが多いようですね。
板材の厚さは12~15ミリで、厚いほど高価。突き板の樹種には、高い順に左から並べ、ナラ・カバ・サクラ・ブナなどがあります。高級品と標準品では、平米あたり5000~10000円ほどの価格の開きがあるようです。
壁と天井の仕上げ・・・・天井材に使われるものは、クロスや天井用のボード。壁の仕上げには、クロス・ペイント・板張り・塗り壁などがあります。クロス材の単価は、平米あたり1000円程度です。施工費を入れても2000円位。比較的安価なのに、デザインのバリエーションは豊富。選び甲斐のある素材といえます。壁をローコストに仕上げるなら、ペイント(塗装仕上げ)という方法もあります。手間賃が安価なうえ、DIYも可能。色がはげてきたら、自分で塗りなおすこともできるのでメンテ代は格安。板張りは、材料費は高いけど施工費は比較的安いところが特徴。ンテナンス重視ならペイント・板張り、施工費を気にするならペイント・クロスといった感じですね。「塗り壁」は、すべてにおいて高くなりがちです。
サッシ・・・・・高さが2m23cmもあるサッシには開放感がありますが、予算的にはコスト高。2m3cmのものか、スタンダードな180センチ弱の高さのサイズを中心に構成するほうが、コスト的には良いです。どうしても高さの高いサッシを使いたいのなら、リビングなど場所限定ですね。サッシは、高価なもので5万円前後以上、一般的なサイズなら3~4万円です。1~2万円の差なら小さいと感じますが、1ヶ所だけではないので。サッシのカラーはブロンズやホワイトが標準。色を黒系のにすると10%ほど高くなるそうです。
そのほか外壁。
最近はデザインサイディングが多い様です。(模様付きの外壁材)従来多かったリシン(天然石(大理石、御影石、蛇紋石、寒水石など)の粒粉に土、顔料、粘着材を混ぜたもの)吹き付けは(サイディングボードにリシンを吹き付けた物)10年に一度 位でメンテしなければなりませんが、デザインサイディングはその必要がないので経済的かもしれません。しかし標準仕様は12ミリの所が多い(リシン吹き付けと値段 は変わらない)のですが、彫りが浅く家自体がのっぺりしてしまいます。16ミリ厚がベスト。しかし約10~20万の追加工事費がかかります。